世界遺産


世界遺産条約は,すぐれて普遍的な価値を持つ世界の自然遺産や文化遺産を保護するため,その重要性を呼びかけるとともに,国際協力を推進することを目的として作られた条約です。日本は,平成4年に同条約に批准し,屋久島は,固有種や貴重な動植物種の生息地であること,樹齢数千年の屋久杉の巨木林,海岸部から亜高山帯に及ぶ植生の典型的な垂直分布が見られること,特異な自然景観を有することが認められ,平成5年に日本で初めて白神山地とともに世界自然遺産として登録されました。