瀬戸大橋


瀬戸大橋は、岡山県の倉敷市から香川県坂出市を結ぶ6つの橋の総称であり、岡山県側の「下津井瀬戸大橋」から香川県側の「南備讃瀬戸大橋」まで延長約10キロメートルにも及びます。橋の上部は自動車専用道路、下部は在来線鉄道が走る2階建て構造となっています。下部の鉄道部分は将来、新幹線も通せるよう設計されています。
 橋の架かる島々は、その風景美から瀬戸内海国立公園に指定されており、架橋に際しては、自然景観保護か開発かで大きな議論がありました。その結果、瀬戸大橋は、風景との調和や環境保全対策に十分に配慮された設計となっています。