備讃瀬戸と塩飽諸島


備讃瀬戸(岡山・香川)は、瀬戸内海の中でも本州と四国が最も接近しているところであり、塩飽(しわく)諸島と呼ばれる数多くの島々が所せましと浮かんでいます。このうち、鷲羽山から見える釜島、松島、六口島、櫃石島、岩黒島、与島、本島などの島々が織りなす多島海風景の美しさが特に高く評価され、鷲羽山を中心とする備讃瀬戸は昭和9年にわが国最初の国立公園に指定されました。