海中林


大浦湾の西側にはホンダワラ類の海藻が高密度な群落を形成しており、神秘的な海中林を造り上げています。長いものでは3mを超え、スノーケルで水面からのぞき込むと吸い込まれるような恐怖感さえ感じさせます。
 しかし、魚たちにとってはそのすみかとなったり、産卵場所となったりと、とてもても重要な場所です。
 現在全国各地で環境の変化により「磯焼け」という海藻が枯れてしまう現象が起こっています。海中林がなくなると、そこに暮らす生物も住めなくなり死の世界となってしまいます。そうならないように自然環境の保護に努めていかなければなりません。