春になると、海水温の上昇に伴って繁殖した夜光虫が、風や潮流により海岸近くに流れ込み、海面にオレンジ色の帯を作ります。 
									  そのころになると成熟したホンダワラ類により海面が褐色に色づき、夏にかけてその一部がちぎれて流れ藻となり海面を漂いはじめます。 
									 そして夏から秋にかけては、波も穏やかになり、紺碧の美しい表情を見せてくれます。 
									 しかし冬になるとその表情は一変し、北西季節風の影響で6mを超える高波が荒々しい表情を造り出し、見るものを圧倒させます。 
									
									  大浦海岸では四季を通じて様々な海の表情が見られますが、このような四季の営みが現在の大浦海岸の自然を造り上げているのです。 | 
				 
			 
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