コハクチョウ


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琵琶湖水鳥・湿地センター提供

10月末になると、遠くシベリアからコハクチョウが渡ってきます。琵琶湖には、200数十羽が飛来し、主に湖北町とびわ町の湖岸で冬を越します。家族で行動し、まっ白が親鳥、灰色が子どもたちです。水草を主な食料としていますが、琵琶湖でエサが採れなくなると、周辺の水田に上がって落穂や二番穂を食べるようになります。あまり人を恐れず、水田ではま近に見ることもできます。湖面を優雅に泳いだり、群をなして飛ぶ姿は美しく、とても人気があります。コハクチョウは3月初旬に北帰するまで、冬の間、私達を楽しませてくれます。