焼岳


焼岳(2,455m)は活火山で、明治40年(1907)の噴火以来、昭和2年までほぼ毎年、何回もの噴火が記録されています。とくに大正4年(1915)6月の大噴火は泥流を押し出し、梓川をせき止めて大正池を形造りました。
 長い年月のなか、噴火が繰り返され梓川がせき止められたことにより、土砂が堆積し、次第に平らな場所が広がっていき、現在の上高地の姿になりました。