ライチョウ
立山を代表する動物にライチョウがいます。
今から2万年以上も前の氷河時代からの生き残りで、立山では室堂平や天狗平、浄土山など高山帯に広く生息しています。巣はハイマツ帯にあり、産卵は6月頃、夏から秋にかけては親子連れに出会うこともあります。また春と秋には羽根が抜け替わり、夏は褐色で岩場の景色に紛れ、冬は真っ白になり雪の景色に紛れてしまいます。
ライチョウの名前の由来は、イヌワシなどの天敵から身を守るため、雷や風雨のときによく行動しその姿を現すことから、カミナリの鳥、雷鳥となったとのことです。