樽前山と恵庭岳


樽前山(標高1041m)は、明治42年の噴火で巨大ドームを持つ三重式火山として世界的に有名であり、天然記念物にも指定されています。
 現在、樽前山の火口の温度は高温状態が続いており、登山は外輪山までとされ、特にドーム周辺は火山性ガスの量も多く危険なので立入が規制されています。
 恵庭岳は、アイヌ語のエ・エン・イワ(頭の尖った岩山の意)に由来し、支笏湖一帯の最高峰(1319.7m)です。頂上東向きには爆裂火口があり、今も噴気が見られます。また、西南尾根は1972年冬季オリンピック大会の滑降コースに使用されました。