標識調査


コハクチョウの渡りや寿命などの生態を調べる目的で、1975年からコハクチョウの標識調査が継続して行われています。この調査は、環境省の事業の一環として(財)山階鳥類研究所の指導の元に実施されています。これまでに国内外とのつながりや白鳥の生態が少しずつ解明されています。福島県から約9時間(時速100km)でクッチャロ湖に飛来した記録や23年も生きた記録、クッチャロ湖から島根県まで移動している記録など、貴重な記録がとれています。緑色の首環をした白鳥をみつけたらクッチャロ湖から渡ってきた白鳥かも知れません。