サロベツ原野


サロベツ原野は、天塩川の支流サロベツ川の流域にあって、東西5〜8キロメートル、南北27キロメートルにわたって広がり面積は約2万ヘクタール、その70%が泥炭地となっています。この湿原は、釧路湿原と並ぶ日本最大級の湿原ですが、ここでは、エゾカンゾウやエゾスカシユリその他湿原の可憐な花々が季節ごとに咲き、また、オジロワシやアカエリカイツブリなどの様々な野鳥、卵胎生のめずらしいコモチカナヘビや世界最小の哺乳類トガリネズミに巡り会えるかもしれません。