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| 対馬 | |
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| 準絶滅危惧(NT) | |
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ツシマテンは長崎県対馬のみ生息し、本州、四国、九州、朝鮮半島に分布するテンの亜種とされています。対馬では、島内全域に広く分布しています。本亜種は本土産のテンに比べて、全体に色彩が淡く、喉から胸部にかけて黒紋を備えることで区別されています。また、ミトコンドリアDNA分析の結果からも、本土産のテンとの間にわずかながら遺伝的な差異が認められています。 体の大きさは40〜48cm、尻尾の長さは17〜19cmで、オスの方がメスよりも大型です。夏毛は全身茶褐色で、頭部と顔面は焦茶色、肢が黒色になります。冬毛は全身淡黄色で、顔面は全体に白色、目の周りと肢の先端が黒色を帯びます。 森林性で、広葉樹林帯の沢沿いを好みます。夜行性で、普段は単独行動で生活しています。行動圏はオスメスともに、0.5〜1.0kuですが、同性間での重複は少なく、縄張りがあると考えられています。主な食物は、ネズミ類、鳥類、カエル類、昆虫類、サワガニ類などで、キイチゴ類などの果実も好んで食べます。発情期は7〜8月で出産は4〜5月頃、通常は1産で2仔を出産すると考えられています。 1971年には国の天然記念物に指定されており、捕獲禁止措置がとられています。このため、現在のところツシマテンの明確な個体数減少は見られていません。しかし、開発による良好な広葉樹林の減少や、交通事故による死亡、ノイヌや猟犬による捕殺などが脅威となる可能性が示唆されています。 |