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| 本州(関東) | |
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| 絶滅危惧I類(CR+EN) | |
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| カントウイドウズムシは地下水系に生息するプラナリアの仲間です。その名の通り、関東地方の井戸の中から記録されています。1916年に新種として発表されましたが、これは日本で報告された最初の洞窟地下水動物の記録です。最初に採集されたのは東京都新宿区の市谷の浅い井戸ですが、早くに消滅してしまいました。その後1965年になって、原産地から約50km離れた茨城県水海道市の井戸で再発見されました。現在はこの井戸と約40m離れたもうひとつの井戸の2ヶ所で、生息が確認されています。 大きさは12mmぐらいで、体は長く扁平です。頭部には小さい眼が2つあり、背中の正中線にそって15〜30個の小乳頭状の突起が並ぶのが特徴です。体色は一見して乳白色ですが、顕微鏡の下で見ると白色の地色に淡赤色の色素粒がちりばめられています。 生態は不明な点が多いのです。生息地の井戸は掘り抜き井戸で、汲み上げポンプで地下水といっしょに本種も汲み上げられます(200〜300回汲んで約10頭)。また、この井戸水は枯れたことがなく、水温も年間を通して14〜15℃と安定しています 。 現在、2ヶ所の井戸だけでしか生息が確認されておらず、分布域がとくに限られています。こうした種類は、わずかな生息環境の変化にも敏感で、容易に絶滅してしまう可能性が高く、保全のためには注意が必要です。 |