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| 本州(京都府、兵庫県) | |
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| 絶滅(EX) | |
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| ミナミトミヨは関西地方(京都府、兵庫県)から記録されているトゲウオの1種です。信頼できる記録は1960年代前半が最後で、人びとの熱心な探索にもかかわらず、ここ40年間まったく発見されておらず、絶滅したと考えられています。 体は約45mm、特徴的なトゲ状の背ビレが8〜9棘ほど背中に並びます。ホルマリンに浸した液浸標本の色彩は黒灰色〜黒色です。朝鮮半島にも分布するという古い記録がありますが、別の種類の誤認と考えられています。ミナミトミヨを含むトミヨ属の分類はいまだに混乱していて、今後再検討される必要があるといわれています。 平地の清らかな湧き水のある浅い池や、セリ田などを好んで生息します。オスは2月中旬〜5月下旬にかけて水中のセリや雑草に球形の巣を作ります。卵を抱えたメスがやってくると、ジグザグに泳ぐダンスで求愛し、巣に誘い込み産卵させます。また、オスは巣の中の卵には水を送って卵を守り、かえった稚魚を3週間ほど保護します。雑食性ですが、胃の中から見つかるのは、おもにアセルスというミズムシ類が多いようです。 発見は1915年ですが、当時からすでに個体数が減少していました。その後、都市の発達にともなって生息地の埋め立てや水質汚染がおこり、次々と生息地が奪われていきました。1960年にはすでに危機的な状況でしたが、保護策は一切講じられず、移殖も試みられましたがこれも成功しませんでした。 |