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| 北海道 北太平洋の亜寒帯域 | |
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| 絶滅危惧IA類(CR) | |
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| エトピリカは、潜水性で中型のウミスズメの仲間で、北太平洋の亜寒帯域に広く分布し、日本では、北海道東部の沿岸に生息しています。エトピリカという名前はアイヌ語で「美しいくちばし」という意味で、その派手な色合いから「オイランドリ(花魁鳥)」とも呼ばれています。 体は約39cm、くちばしは大きく、黄色で先端が赤色です。全体に黒色で、繁殖羽では顔が白く、目の上から淡黄色の房状の長い飾り羽がたれます。冬羽では飾り羽がなくなり、顔が灰色になります。 普段は海洋上で生活しており、ウミスズメ類の中でももっとも洋上性が強い種類です。繁殖期には島や海岸の崖上部に土を掘った巣を作り、集団で営巣します。産卵は5〜6月で、1卵を産み、オス・メス交替で42〜46日間抱卵します。食物はイカナゴなどの魚類・小型イカ類・オキアミ類などを潜水して摂食します。 1970年代には北海道東部の友知島、ユルリ島、モユルリ島、湯沸岬、霧多布小島、大黒島などに繁殖地がありましたが、現在確実に毎年繁殖しているのはユルリ島、モユルリ島だけです。また、繁殖集団は1960年前後には約250羽でしたが、70年はじめには100羽余りになり、80年代終わりには約20羽前後、1990年代には10羽前後になってしまい、今や日本の繁殖集団は消滅寸前です。減少の原因はまだ解明されていませんが、潜水する性質から流し刺し網や定置網などにからまって死亡すると考えられています。 |