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| 対馬 | |
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| 絶滅危惧IA類(CR) | |
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| ツシマヤマネコは、東南アジアを中心に分布しているベンガルヤマネコに近いヤマネコで、対馬だけに分布しています。個体数はいちじるしく減少していて、学術的にも貴重な種であるとして、1971年に天然記念物に指定されています。 イエネコに似ていますが、体は一回り大きく、約60cm、しっぽは25cmくらい、体重約4kgで、耳は小さく先が丸くなっています。体毛は不明瞭なトラ毛で、背中には淡黄色の斑紋があります。 低山地によく見られ、平地でもしばしば目撃されます。単独で生活し、おもに地上で活動しますが、木登りが非常にうまくかつ敏捷で、夜に樹上の鳥類をおそいます。食べものはおもにネズミなどの小型哺乳類や鳥類で、カエル類や昆虫類などの小型動物も捕食しています。繁殖は4〜5月がピークで、廃屋、大木のうろのなか、道路脇の凹地などで確認されています。ふつうは一産2仔ですが、まれに3仔を出産することがあり、また秋にも出産することもあります。 1970年頃の調査で生息数は最高300頭と推定されていましたが、ツシマヤマネコをとり巻く自然環境はその後大きく変貌しました。人為的な開発により良好な生息環境は減少し、また、発達した交通網によって生息地は分断されています。一方、猟犬が移入されてから、たちまち個体数が減少したともいわれており、1990年の調査では最大でも100頭前後の生息数と推定されています。 |