鏡ヶ成湿原と植物


 大山鏡ヶ成(かがみがなる)は、三方を山に囲まれた標高約900mの緩やかな地形の草原となっており、その周辺にはブナ、ミズナラ及びシデ林が広がっています。また、鏡ヶ成の北側に位置する象山(ぞうやま)の山麓には、鳥取県では貴重な山地湿原があり、トキソウなどが自生しています。
 平成12年度より学識経験者と関係機関が集まり、鏡ヶ成の草原景観の保全のため検討会が開かれ、草原景観の適正な管理を行うための試験等が展開されています。