タンチョウの四季


タンチョウは、冬は釧路湿原の人里近くなどに集まり、日中は給餌場を中心に採餌し、夜は凍らない河川や湖沼をねぐらとして群れで越冬します。春〜秋は釧路湿原や根室などの湿地に分散して家族単位で生活をします。3月下旬頃タンチョウは湿地に戻り、ヨシ等で巣を作り4月〜6月頃に雌は1個〜2個の卵を産みます。雄雌が交代で温め、約1ヶ月後にふ化します。ふ化した雛は約100日程で親と同じくらいの大きさになり飛べるようになります。写真は飼育下のタンチョウです。タンチョウ保護のため、営巣・繁殖地などに近づかないで下さい。