保護の取組


環境省ではシマフクロウの保護のため、保護増殖事業を実施しており、平成5年には「種の保存法」により国内希少野生動植物種に指定されています。保護増殖事業では、生息地や繁殖条件の改善を図るため冬期の給餌や繁殖の可能性がある地域に巣箱を設置しているほか、傷病個体の保護収容や標識による各個体に関する情報の収集・整備、交通事故等の防止対策、生息地における監視などを行っています。