青木ヶ原樹海

864(貞観6)年に富士山の北北西に位置する側火山の噴火により流れ出た溶岩流の上に形成された約40k㎡原生林で,長い年月をかけて苔や草、樹木が生え、現在の姿になりました。主にツガ・ヒノキ・ハリモミ等の針葉樹が広がり、ツキノワグマ、キツネなどのほ乳類、また、200種以上の野鳥が生息する貴重な原生林となっています。林内は,密生しており昼間でも薄暗く,迷い込むと出てこられないと言われます。
 この青木ヶ原樹海は,紅葉台等の周囲の高台から望むと針葉樹で覆われた素晴らしい「海」を見ることができます。